山口尚
( やまぐち・しょう )山口 尚(やまぐち・しょう):1978年生まれ。京都大学総合人間学部卒業。同大学院人間・環境学研究科博士後期課程修了。博士(人間・環境学)。専門は形而上学、心の哲学、宗教哲学、自由意志について。著書に『難しい本を読むためには』(ちくまプリマー新書)、『日本哲学の最前線』(講談社現代新書)、『人間の自由と物語の哲学』『幸福と人生の意味の哲学』(以上、トランスビュー)、『哲学トレーニングブック』(平凡社)、『クオリアの哲学と知識論証』(春秋社)など。
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ページを開いてもわからないものはわからない。そんな本に有効なのは正攻法の読み方だ。キーセンテンスの探し方から読書会まで、いままでにない読書法を教えます。
1 原理編(キーセンテンスを見つける
文章全体の主張を捉える
グルグル回りで読み解く)
2 方法編(前提と結論に腑分けする
話の流れを押さえる
その文章のどこが重要なのか?
具体例を挙げ、深く理解する)
3 実践編(ほかの人の「読み」を聞く
読書会をやってみよう)
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