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ちくまプリマー新書

ウンコの教室

——環境と社会の未来を考える

定価

924

(10%税込)
ISBN

978-4-480-68434-9

Cコード

0221

整理番号

409

2022/08/04

判型

新書判

ページ数

224

解説

内容紹介

学校のトイレに行けない問題からSDGsまで、ウンコから考える未来。衣食住に「便」を入れると見えるものとは。文理、歴史の壁を越えた探究の旅に出かけよう。

目次

1 ウンコと未来(ウンコから世界を知ることはできる?)
2 ウンコと社会(学校でウンコがしにくいのはなぜ?
トイレとウンコの海外事情はどうなっている?)
3 ウンコと環境(ウンコは役に立つ?
「食べること」と「出すこと」はつながっている?
サラブレッドのウンコはどこへ行く?)
4 ウンコと生きる(健康で文化的な生活に必要なものとは?
「ウンコと生きる」が意味するものとは?)

著作者プロフィール

湯澤規子

( ゆざわ・のりこ )

1974年大阪府生まれ。法政大学人間環境学部教授。筑波大学大学院歴史・人類学研究科単位取得満期退学?B博士(文学)。明治大学経営学部専任講師、筑波大学生命環境系准教授を経て、現職。「生きる」をテーマに地理学、歴史学、経済学の視点から、当たり前の日常を問い直すフィールドワークを重ねている。主な著書に『在来産業と家族の地域史――ライフヒストリーからみた小規模家族経営と結城紬生産』(古今書院、経済地理学会著作賞、地理空間会学術賞、日本農業史学会学会賞)、『胃袋の近代――食と人びとの日常史』(名古屋大学出版会、生協総研賞、人文地理学会学会賞)、『7袋のポテトチップス――食べるを語る、胃袋の戦後史』(晶文社)、『ウンコはどこから来て、どこへ行くのか――人糞地理学ことはじめ――』(筑摩書房)、『うんこでつながる世界とわたし』(農山漁村文化協会)、『ウン小話――世界一たのしくてまじめでちょっとクサい授業』(ホーム社)などがある。

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