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ちくまプリマー新書

最新のスポーツ科学で強くなる!

毎日欠かさずトレーニングより休養日、朝練よりも睡眠が大事!

国内外の最新の研究結果から導き出す効率的に鍛えるための新事実。競技力向上のために必要なトレーニング、コンディショニング、栄養補給についての30講義。

定価

924

(10%税込)
ISBN

978-4-480-68495-0

Cコード

0275

整理番号

468

2024/09/09

判型

新書判

ページ数

192

解説

内容紹介

テクノロジーの進化に伴い、スポーツ科学の研究の発展は目覚ましく、毎年新しい発見が次々と報告されています。そこで得られた成果は、トップレベルのスポーツ選手の競技力向上に貢献するのはもちろんですが、部活動に取り組む中高生や大学生にも有益なものです。スポーツ科学では、トレーニング、リカバリー・コンディショニング、栄養補給の三本柱で考えます。どれだけ合理的なすばらしいトレーニングを行っていても、栄養や休養に注意を払っていなければ大きな効果を期待できません。競技をやる以上、勝つことも大事ですが、それ以上に怪我を防ぎ、ココロもカラダも元気な状態で強くなるにはどうすれば良いか?が重要です。不適切なトレーニングを取り除き、過度の練習や厳しい食事制限を見直し、怪我やコンディション不良によってスタートラインに立てないということがないように。最新のスポーツ科学の知見を得て、トレーニングや休息、栄養について、客観的なデータに基づいて自身でチェックし、日々の行動に反映させる「自己管理のできるアスリート」になるための1冊。

国内外の最新の研究結果から導き出す効率的に鍛えるための新事実。競技力向上のために必要なトレーニング、コンディショニング、栄養補給についての30講義。

筋トレは重いバーベルで行った方が良い? 朝練よりも睡眠? 毎日練習しないといけない? 試合前にはとんかつ? パスタ? 最新のスポーツ科学を学んで、不適切なトレーニングを取り除き、効率的に鍛えて、怪我のリスクを減らして強くなろう!

毎日欠かさずトレーニングより休養日、朝練よりも睡眠が大事!

目次

はじめに
第1章 トレーニング編
第1講 筋トレは重いバーベルで行った方が良い?
第2講 筋肉のパワーとスタミナを同時に鍛えるには?
第3講 スロートレーニングの科学
第4講  世界で注目されている「高強度間欠的トレーニング」とは?
第5講 パワー(瞬発力)を高めるトレーニング
第6講 重りを持ち上げるトレーニングvs.下ろすトレーニング
第7講 低酸素トレーニングの驚くべき効果
第8講  試合の後半までばてずに動き続けるためには?
第9講 2部練習は「魔法のトレーニング」?
第10講 暑い環境で動き続けるには?

第2章 リカバリー・コンディショニング編
第11講 その練習、本当に必要ですか?
第12講 「オーバートレーニング」とは?
第13講 試合前日までトレーニングを行うべきか?
第14講 運動後に筋肉を冷やすべき? それとも温めるべき?
第15講  着ているだけでリカバリーが促進される?
第16講 午前中から100%の力を発揮するためには?
第17講  練習についていくことができない原因は?
第18講 スポーツ選手と月経
第19講 睡眠時間は足りていますか?
第20講 最新のテクノロジーを活用した新しいコーチング

第3章 栄養補給編―ニュートリション
第21講  練習後にオススメの栄養補給
第22講 あなたの食事量は足りていますか?
第23講 試合前にはとんかつ? それともパスタ?
第24講 意外と知らない「プロテイン」の活用法
第25講 練習後の食欲不振を回復する秘策とは?
第26講 夏場の運動で生じる腹痛の原因は?
第27講 欠乏しがちな鉄分をいつ摂るか? 最新の栄養戦略
第28講 アスリートにおける糖質ダイエットの効果は?
第29講 暑さ対策にアイススラリーを活用しよう!
第30講 トレーニング科学を学ぶと何が変わるのか?
あとがき

著作者プロフィール

後藤一成

( ごとう・かずしげ )

後藤 一成(ごとう・かずしげ):2004年筑波大学大学院博士課程体育科学研究科修了。日本学術振興会・特別研究員、早稲田大学スポーツ科学学術院助教を経て、2010年より立命館大学スポーツ健康科学部准教授。2017年からは同学部教授。スポーツ競技力向上および健康増進をねらいとした運動(トレーニング)、休養(リカバリー)、食事(ニュートリション)方法に関する研究を行っている。

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