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ちくまプリマー新書

福祉は誰のため?

支援が必要な人は「困った人」じゃない。

支援が必要な人は「困った人」じゃない。元気な人も誰かの助けが必要になることもある。私やあなたを追い詰める自己責任論を超えてケアし合える社会を目指そう!

定価

990

(10%税込)
ISBN

978-4-480-68534-6

Cコード

0236

整理番号

502

2025/09/09

判型

新書判

ページ数

224

解説

内容紹介

支援が必要な人は「困った人」じゃない。元気な人も誰かの助けが必要になることもある。私やあなたを追い詰める自己責任論を超えてケアし合える社会を目指そう!

福祉は、ごく一部の困っている人のためのものではありません。病気や障害、貧困などで悪循環状況に陥って幸福ではない状態の人が、どうやったら好循環に向かい、幸福を目指せるか。元気な人も、しんどくて誰かの助けが必要になることもあります。自分自身の弱さや無力さを認め、他者に頼ることによって自立の道が開きます。その際の助け合いの仕組みを考え、伴走するのが福祉です。他者とともにケアし合う関係性を生み出すことこそ、日本社会に求められていることだと考えます。

目次

第一章 あなたの一段は他人の十段?
第二章 なぜ人は追い込まれていくの?
第三章 家族が支えるのが当たり前?
第四章 ともにケアし合う社会とは?

著作者プロフィール

竹端寛

( たけばた・ひろし )

竹端 寛(たけばた・ひろし):1975年京都生まれ。2003年大阪大学大学院 人間科学研究科修了。博士(人間科学)。兵庫県立大学環境人間学部教授。専門は福祉社会学、社会福祉学。主著は『「当たり前」をひっくり返す――バザーリア・ニィリエ・フレイレが奏でた「革命」』、『権利擁護が支援を変えるーセルフアドボカシーから虐待防止まで』『家族は他人、じゃあどうする?』(共に現代書館)、『枠組み外しの旅――「個性化」が変える福祉社会』(青灯社)、『ケアしケアされ、生きていく』(ちくまプリマー新書)、『能力主義をケアでほぐす』(晶文社)など。

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