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ちくまプリマー新書

ちゃんと話すための敬語の本

定価

836

(10%税込)
ISBN

978-4-480-68701-2

Cコード

0281

整理番号

1

2005/01/25

判型

新書判

ページ数

128

解説

内容紹介

敬語ってむずかしいよね。でも、その歴史や成り立ちがわかれば、いつのまにか大人の言葉が身についていく。これさえ読めば、もう敬語なんかこわくない。

目次

「先生がいらっしゃった」と言いますか?
「ねェ、先生」はいけないのか?
敬語がはやらなくなったわけ
三種類の敬語
正しく使うとへんになる敬語
見上げれば尊いけど、見上げないと尊くない先生
「目上の人」ってどんな人?
「えらい人の世界」はたいへんだ
敬語ができあがった時代
尊敬したくない相手に「尊敬の敬語」を使う理由
えらい人はなぜ「先生」と呼ばれるのか
「えらい人」がえらそうなわけ
だれがだれやらわからない日本語
「えらいか、えらくないか」しか考えなかった日本人は、「自分のこと」しか考えられない
日本語には豊かな表現がある
敬語は時代によって変わる
やっぱり敬語が必要なわけ
大昔の中国人は「丁寧」という楽器をボワーンと鳴らした

著作者プロフィール

橋本治

( はしもと・おさむ )

1948年東京生まれ。東京大学文学部国文科卒。小説、戯曲、舞台演出、評論、古典の現代語訳ほか、ジャンルを越えて活躍。著書に『桃尻娘』(小説現代新人賞佳作)、『宗教なんかこわくない!』(新潮学芸賞)、『「三島由紀夫」とはなにものだったのか』(小林秀雄賞)、『蝶のゆくえ』(柴田錬三郎賞)、『双調平家物語』(毎日出版文化賞)、『窯変源氏物語』、『巡礼』、『リア家の人々』、『BAcBAHその他』『あなたの苦手な彼女について』『人はなぜ「美しい」がわかるのか』『ちゃんと話すための敬語の本』他多数。

この本への感想

非常にシンプルでわかりやすく書かれていましたし、内容も様々な視点から描かれていました。

”自分”も今時の若者ではありますが、言葉についてよく考えてみたいと思います。
また、言葉を考える端緒になると思います。

kyo

さん
update: 2012/12/14
学習塾で長年国語の指導にかかわってきましたが、敬語のあり方、敬語に対する考え方を斬新な視点でとらえることができました。たくさんの若い人たちがこの本に出会い、これからの敬語を考えるきっかけになってくれるとよいと思います。肩の力を抜いて敬語と向き合える良書です。

meddleager

さん
update: 2009/11/16
とても為になった。また橋本治さんの本が出版されたらまた買いたいと思う。

小冊子

さん
update: 2008/06/06

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