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定価

836

(10%税込)
ISBN

978-4-480-68757-9

Cコード

0292

整理番号

56

2007/04/09

判型

新書判

ページ数

192

解説

内容紹介

詩の林に足を踏み入れてみよう。その中をさまよい歩いていると、自分が知らなかった、世界の様々な在りよう、その果てしない広がりを感じることができるだろう。

目次

第1章 季節 上(春
夏)
第2章 季節 下(秋
冬)
第3章 性と死(孤独な自我
無名性へ
死―この滑稽なるもの)
第4章 世に生きて(真実の場所
政治的理想
原形を夢みつつ)
第5章 無限空間へ(寂寥の極北
?イけ道
宇宙の安らぎ)

著作者プロフィール

柴田翔

( しばた・しょう )

1935年生まれ。作家、ドイツ文学研究者。東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。1964年に『されどわれらが日々――』で第51回芥川賞を受賞。以後も作家活動の傍ら、東京都立大学、東京大学文学部でゲーテを中心にドイツ文学を教える。1995年から10年間、共立女子大学文芸学部教授として、演習「詩を読む」などの授業を担当した。著書に『贈る言葉』、『突然にシーリアス』、『記憶の街角 遇った人々』(筑摩書房)、『詩に映るゲーテの生涯』(丸善ライブラリー)、『詩への道しるべ』(ちくまプリマー新書)、訳書に『ファウスト』(講談社文芸文庫)などがある。

この本への感想

昔、「されど我らが日々」を読んで、柴田ファンになった方は多いと思いますが、私も、結婚・育児・共働きと忙しい日々をすごし、2年前からやっと自由な時間をもてるようになりました。「ファースト」の新訳を書店でみつけた時は、柴田氏と再会した気分でうれしかったです。詩には、とっつきにくかったのですが、前作の「詩への道しるべ」と共に、読ませて頂き、少し詩へ近づけました。もっともっと続編を書いて下さい。

女性・60歳・公務員

さん
update: 2007/08/02

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