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ちくまプリマー新書

若い人に語る戦争と日本人

教科書では教えてくれない 昭和史の真実

昭和は悲惨な戦争にあけくれた時代だった。本書は、戦争の本質やその内実をさぐりながら、私たち日本人の国民性を知り、歴史から学ぶことの必要性を問いかける。

定価

924

(10%税込)
ISBN

978-4-480-68788-3

Cコード

0221

整理番号

86

2008/07/07

判型

新書判

ページ数

192

解説

内容紹介

昭和は悲惨な戦争にあけくれた時代だった。本書は、戦争の本質やその内実をさぐりながら、私たち日本人の国民性を知り、歴史から学ぶことの必要性を問いかける。

目次

第1章 大正から昭和の軍国主義への道―戦争への道をどう進んだか(第一次世界大戦から昭和へ
満州事変という名の戦争
戦争を支える意識はどうつくられたか)
第2章 日中戦争から太平洋戦争へ―戦争を行う体制はどうつくられたか(二・二六事件以後の戦争への道
宣戦布告なき戦争)
第3章 戦争目的のなかった戦争―戦争はどのように戦われたか(真珠湾攻撃という選択
太平洋戦争をどう考えるか)

著作者プロフィール

保阪正康

( ほさか・まさやす )

1939年、北海道生まれ。同志社大学文学部卒業。日本近代史、とくに昭和史の実証的研究を志し、歴史の中に埋もれた事件・人物のルポルタージュを心がける。個人誌「昭和史講座」を中心とする一連の昭和史研究で菊池寛賞を受賞。著書に『戦場体験者 沈黙の記録』(筑摩書房)、『東條英機と天皇の時代』(ちくま文庫)、『若い人に語る戦争と日本人』(ちくまプリマー新書)、『農村青年社事件』『帝国軍人の弁明』(以上、筑摩選書)、『昭和史七つの謎(★正字)』(講談社文庫)、『ナショナリズムの昭和』(幻戯書房)など多数がある。

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