雨宮処凛
( あまみや・かりん )1975年北海道生まれ。作家。反貧困ネットワーク副代表。本書でJCJ賞(日本ジャーナリスト会議賞)を受賞。2000年、『生き地獄天国』(太田出版、ちくま文庫)でデビュー。著書に、『「生きる」ために反撃するぞ!』(筑摩書房)、『雨宮処凛の闘争ダイアリー』(集英社)、『反撃カルチャー』(角川学芸出版)、小説に『バンギャル ア ゴーゴー』(講談社)など多数。
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座右の書、作家道、芸人魂、恥かしがり方、熱狂の冷まし方、愛され方、自己演出法、妻のあり方、読書でイク法、小説の書き方、読者の選び方。たとえ反面教師であれ、ぜんぶ彼が教えてくれた!12人の現代女性が読む新しいダザイ。
他人のフリして我がフリ治せ―「グッド・バイ」ほか(佐藤江梨子)
嘘だから―「駈込み訴え」(山崎ナオコーラ)
皮膚と心とサザエと、この世界―「皮膚と心」(西加奈子)
マヌケな響きと「戦争」―「トカトントン」(雨宮処凛)
遍歴の向こうの景色―「富嶽百景」(津村記久子)
愛され太宰の一生―「人間失格」ほか(辛酸なめ子)
冷たい人なのに、好きになってしまう―「人間失格」ほか(香山リカ)
入り込み、入り込まれることの恍惚と動揺―「女生徒」(平安寿子)
サバイブする妻たち―「ヴィヨンの妻」「おさん」(井上荒野)
「津軽」無事へのまなざし―「津軽」ほか(中沢けい)
男と女は変わらない―「千代女」ほか(太田治子)
草葉の陰でそっと泣け―「眉山」(高田里惠子)
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