内藤正典
( ないとう・まさのり )1956年東京都生まれ。東京大学教養学部教養学科科学史・科学哲学文科卒業。社会学博士。専門は多文化共生論、現代イスラム地域研究。一橋大学教授を経て、同支社大学大学院グローバル・スタディーズ研究科教授。著書に『イスラームから世界を見る』(ちくまプリマー新書)『となりのイスラム』(ミシマ社)『外国人労働者・移民・難民ってだれのこと?』(集英社)ほか多数。
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誤解や偏見とともに語られがちなイスラーム。その本当の姿をイスラーム世界の内側から解き明かす。イスラームの「いま」を知り、「これから」を考えるための一冊。誕生・発展の歴史から、各地で相次ぐ民主化運動の背景まで、知っておきたい基礎知識をしっかり解説。
第1章 誤解されてきたイスラーム
第2章 イスラームの世界地図
第3章 「アラブの春」とイスラーム
第4章 イスラームと民主主義
第5章 世俗主義国家からムスリム国家へ―トルコの挑戦
第6章 アメリカは、なぜタリバンに勝てないのか
第7章 ヨーロッパとイスラーム
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