岩宮恵子
( いわみや・けいこ )臨床心理士。島根大学教育学部教授。聖心女子大学文学部を卒業後、 鳥取大学医学部精神科での臨床を経て、臨床心理相談室を開業。2001年より、島根大学で教鞭を執るかたわら教育学部附属こころとそだちの相談室の室長として、またスクールカウンセラーとしても思春期の子どもたちの問題に向かい合っている。2013年より河合隼雄学芸賞選考委員。著書に、『生きにくい子どもたち――カウンセリング日誌から』(岩波現代文庫)、『思春期をめぐる冒険――心理療法と村上春樹の世界』(新潮文庫)、『フツーの子の思春期――心理療法の現場から』(岩波書店)など。