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定価

935

(10%税込)
ISBN

978-4-480-68912-2

Cコード

0298

整理番号

210

2014/02/05

判型

新書判

ページ数

192

解説

内容紹介

「難しくてよくわからない」と敬遠されがちな漢詩を女子感覚の現代語訳で身近に感じてみよう。堅苦しい解釈抜きに読んでみると千年前の人たちも、飲んで騒いで恋してる―そんな姿が見えてくる。

目次

1章 恋はいつでもウラハラ(ドタキャンのにおい―「静女」詩経
ツンデレ?―「〓(けん)裳」詩経 ほか)
2章 酒をやめたら寝こんじゃう(まだかなまだかな―「待酒不至」李白
朝酒サイコー―「卯時酒」白居易 ほか)
3章 生まれてくれて、ありがとう(どうか元気に育っておくれ―「命子」陶淵明
うちのやんちゃ娘―「嬌女詩一首」左思 ほか)
4章 今日も一首、よませてもらおう!(嬉しくならずにいられない―「自遣」王安石
開放感いっぱい―「登科後」孟郊 ほか)
5章 あの月はどこからきたの(静謐な梅花の庭―「山園小梅」林甫
印象派の絵画のよう―「海棠渓」薛涛 ほか)

著作者プロフィール

三上英司

( みかみ・えいじ )

1961年北海道生まれ。筑波大学大学院修士課程修了。山形大学地域教育文化学部地域教育文化学科教授。中国古典文学者。筑摩書房教科書編集委員(漢文)。

この本への感想

中国の時代劇を見ていたところ、劇中に出てくる漢詩についても気になり手に取りました。
著者の文からは感情が生き生きと感じられて、何百年も前の人も私たちと同じ様に「生活」していたということを改めて感じました。

正確さを重要視して硬い訳文だけの書籍が多いですが初心者には敷居が高いので、このような簡単に読めて漢詩への興味も深められる本はとても貴重だと思います。

むぎ

さん
update: 2023/11/15

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