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ちくまプリマー新書

たったひとつの「真実」なんてない

——メディアは何を伝えているのか?

メディアを使うのは僕でありあなたである。ならば上手に使おう。この世界に生まれてよかったと思えるように。

今見ているものは現実の一部で、真実はひとつではない。でもメディアは最初から嘘なのだというのは間違い。大切なことは正しく見、聞き、そして考えること。

定価

902

(10%税込)
ISBN

978-4-480-68926-9

Cコード

0200

整理番号

221

2014/11/05

判型

新書判

ページ数

208

解説

内容紹介

メディアはすべて、事実と嘘の境界線上にある。それをまず知ろう。ニュースや新聞は間違えないという思い込みは捨てよう。でも嘘ばかりというのは間違い。私たちに不可欠となっているメディアを正しく使う方法とは?

目次

第1章 自分の眼で見ることの大切さ(北朝鮮はどんな国?
メディアから受ける情報だけでは偏る ほか)
第2章 メディアは必要か?(戦争がどのように始まるかを語り継ぐこと
戦争が起きるときメディアはストッパーにならない ほか)
第3章 メディア・リテラシーとは?(国家がメディアをコントロールするとどうなるか
メディアは怖い。使い方を誤ると… ほか)
第4章 映像メディアを理解しよう(テレビの副作用
ニュースの順番を考えているのは誰? ほか)
第5章 事実と嘘の境界線上にある、それがメディアだ(今見ているものは現実の一部でしかない
メディアは最初から嘘なのだ ほか)

著作者プロフィール

森達也

( もり・たつや )

森達也(もり・たつや):映画監督・作家。1998年、オウム真理教のドキュメンタリー映画『A』を公開。2001年、続編『A2』が山形国際ドキュメンタリー映画祭で審査員特別賞・市民賞を受賞。11年に『A3』が講談社ノンフィクション賞を受賞。著書に『放送禁止歌』(知恵の森文庫)、『死刑』『いのちの食べかた』(角川文庫)、『私たちはどこから来て、どこへ行くのか』(ちくま文庫)、『たったひとつの「真実」なんてない』『集団に流されず個人として生きるには』(ちくまプリマー新書)など。

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