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ちくまプリマー新書

中学生からの大学講義 3 科学は未来をひらく

素朴な疑問の探求から、 最先端の研究まで!

宇宙はいつ始まったのか? 生き物はどうして生きているのか? 科学は長い間、多くの疑問に挑み続けている。第一線で活躍する著者たちが広くて深い世界に誘う。

定価

946

(10%税込)
ISBN

978-4-480-68933-7

Cコード

0240

整理番号

228

2015/03/04

判型

新書判

ページ数

240

解説

内容紹介

宇宙ってなんだろう?生き物や人間はどうして生きているんだろう?自然とは?自分とは?科学は長い時間をかけて、それらの疑問を考え続けている。第一線で活躍する著者たちが、科学の奥深い世界に誘う。

目次

科学の二つの顔(村上陽一郎)
私のなかにある38億年の歴史―生命論的世界観で考える(中村桂子)
宇宙はどのように生まれたか―現代物理学が迫るその誕生の謎(佐藤勝彦)
宇宙から観る熱帯の雨―衛星観測のひもとくもの(高藪縁)
社会の役に立つ数理科学(西成活裕)
ヒトはなぜヒトになったか(長谷川眞理子)
「共生の意味論」きれい社会の落とし穴―アトピーからガンまで(藤田紘一郎)
生命を考えるキーワード それは“動的平衡”(福岡伸一)

著作者プロフィール

村上陽一郎

( むらかみ・よういちろう)

1936年、東京生まれ。現在、国際基督教大学教授、東京大学名誉教授。専門は科学史・科学哲学・科学技術社会学。『新しい科学論』『安全と安心の科学』などの著書がある。

中村桂子

( なかむら・けいこ)

1936年東京生まれ。JT生命誌研究館名誉館長。理学博士。東京大学大学院生物化学科修了。ゲノムを基本に生きものの歴史と関係を読み解く「生命誌」を提唱。JT生命誌研究館を開設し、2002年より同館館長。『生命誌の扉をひらく』『自己創出する生命』(毎日出版文化賞)、『ゲノムが語る生命』ほか著書多数。

長谷川眞理子

( はせがわ・まりこ)

長谷川 眞理子(はせがわ・まりこ):1952年東京生まれ。人類学者。総合研究大学院大学学長・教授、放送大学客員教授。専門は行動生態学、自然人類学。野生のチンパンジー、イギリスのダマジカ、野生ヒツジ、スリランカのクジャクなどの研究を重ねつつ、人間の進化と適応の研究も行っている。主な著書に、『クジャクの雄はなぜ美しい?』(紀伊國屋書店)、『進化とは何だろうか?』(岩波ジュニア新書)、『ダーウィンの足跡を訪ねて』(集英社)がある。

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