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ちくまプリマー新書

国家を考えてみよう

国家は国民のものだが、国家を考えるのは難しい。歴史を辿り、その難しさの理由を探り、どうすれば「国家を考えられるか」を考える。

定価

902

(10%税込)
ISBN

978-4-480-68961-0

Cコード

0231

整理番号

256

2016/06/06

判型

新書判

ページ数

192

解説

内容紹介

国家や政治を考えるのはむずかしい。国民なのに…なぜだろう。日本の国の歴史をたどれば自ずとその理由が見えてくる。今こそ、自分の頭で国家を考えてみよう。

目次

第1章 「国家」を考えない(「国家」を考えるために
「国家」には二種類がある ほか)
第2章 日本で「国家」が始まる(日本に「国家」がやって来た
王政復古と大政奉還 ほか)
第3章 「国民の国家」は簡単に生まれない(国立競技場は誰のもの?
「領土」という問題 ほか)
第4章 国家主義について(そこがゴールでいいわけでもない
「国家主義」ってなに? ほか)

著作者プロフィール

橋本治

( はしもと・おさむ )

1948年東京生まれ。東京大学文学部国文科卒。小説、戯曲、舞台演出、評論、古典の現代語訳ほか、ジャンルを越えて活躍。著書に『桃尻娘』(小説現代新人賞佳作)、『宗教なんかこわくない!』(新潮学芸賞)、『「三島由紀夫」とはなにものだったのか』(小林秀雄賞)、『蝶のゆくえ』(柴田錬三郎賞)、『双調平家物語』(毎日出版文化賞)、『窯変源氏物語』、『巡礼』、『リア家の人々』、『BAcBAHその他』『あなたの苦手な彼女について』『人はなぜ「美しい」がわかるのか』『ちゃんと話すための敬語の本』他多数。

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