大岡昇平
( おおおか・しょうへい )1909年東京生まれ。1988年に没す。京都大学仏文科卒業。作家。小説に『俘虜記』『野火』『武蔵野夫人』『花影』『幼年』『少年』、戦記文学に『レイテ戦記』、評論エッセイに『中原中也』『わがスタンダール』『証言その時々』などがある。
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森鴎外の小説『堺事件』への厳しい批判を動機に成立した著者の最後の戦争小説ともいうべき遺作『堺港攘夷始末』ほか、最晩年の単行本未収録短篇、「シナリオ静かなる雪」などを収録。解説・大江健三郎。
堺港攘夷始末
焚火
風の匂い
問わずがたり
木下氏の場合
大前田君の憂鬱
盗作の証明
最初の目撃者
版画
災難
夜明け前のさようなら
犯意
純文学
当世贋者気質
童話
シナリオ 静かなる雪
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