井伏鱒二
( いぶせ・ますじ )井伏 鱒二(いぶせ・ますじ):1898-1993年。広島県福山市生まれ。本名満寿二。はじめは画家をも志すも、やがて文学に専心し、『鯉』『山椒魚』で文壇に登場。独自のユーモアと哀感ただよう多くの作品を書いた。主な作品に『へんろう宿』『漂民宇三郎』『珍品堂主人』『黒い雨』など。『井伏鱒二全集』全28巻別巻2がある。
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初めての本格的全集。井伏鱒二が発表した全ての作品を収録する。底本には初収録刊本を用い、井伏文学の形成過程をたどる。本巻には昭和23年3月から12月を対象に、「シビレ池のかも」「白毛」「かの子と真沙子」「亡友」などを収録。
山峡風物誌
小鳥の巣
菊池寛氏のこと
あの頃
裁趣
牛泥棒
阿佐ケ谷時代の横光氏のこと
ある青年
新さんの話
牡丹の花
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