小山清
( こやま・きよし )小山 清(こやま・きよし):1911-63年。作家。東京浅草の生まれ。新聞配達などの職に就いたのち、1940年に太宰治を訪ね、以降師事する。太宰の死後、作家に。著書に『落穂拾い』『犬の生活』『小さな町』『日日の麺麭』など。
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明治の匂いの消えのこる浅草界隈に生い育ち、片隅に生きる人々の小さな人生に澄んだ眼ざしを注ぎ、純粋無比の作品を遺して短かい生涯を終えた作家・小山清―不偶の中で呻きながらも文学を信じて心あたたまる作品を書きつづけた小説家の稀有な文業を集成。『小山清全集』(1969年)に新たに十余篇を増補し、解題・年譜を付した決定版全集。
落穂拾ひ
小さな町
犬の生活
日日の麺麭
幸福論
随筆
日記
書簡
補遺
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