坂口安吾
( さかぐち・あんご )1906-1955。新潟市の生まれ。本名は炳五。中学を放校されて上京、東洋大でインド哲学、アテネ・フランセでフランス文学を学ぶ。「木枯の酒倉から」「風博士」によって、一部の注目をあびる。戦争中は「日本文化私観」「青春論」などの卓抜なエッセイを書きつづけ、戦後、「白痴」「堕落論」で一挙に世に出た。独特の発想と視点をもった文明批評や、「不連続殺人事件」などの探偵小説もある。
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作家の全著作をジャンル別ではなく、小説・評論・エッセイ・翻訳も含め、すべてを生成発表順に編集。1950年2月~1951年1月。
便乗型の暴力
百万人の文学
由起しげ子よエゴイストになれ
水鳥亭
温浴
推理小説論
「闘牛」の方向
投手殺人事件
「街はふるさと」作者の言葉
街はふるさと
我が人生観
“歌笑”文化
巷談師
『異邦人』に就て
新人に
天命太郎(8)
天命太郎―第一部第八回
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