坂口安吾
( さかぐち・あんご )1906-1955。新潟市の生まれ。本名は炳五。中学を放校されて上京、東洋大でインド哲学、アテネ・フランセでフランス文学を学ぶ。「木枯の酒倉から」「風博士」によって、一部の注目をあびる。戦争中は「日本文化私観」「青春論」などの卓抜なエッセイを書きつづけ、戦後、「白痴」「堕落論」で一挙に世に出た。独特の発想と視点をもった文明批評や、「不連続殺人事件」などの探偵小説もある。
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作家の全著作をジャンル別ではなく、小説・評論・エッセイ・翻訳も含め、すべてを生成発表順に編集。本書は、1950年10月~1952年8月の作品を収録した。
明治開化安吾捕物(舞踏会殺人事件
密室大犯罪
魔教の怪
ああ無情
万引家族 ほか)
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