坂口安吾
( さかぐち・あんご )1906-1955。新潟市の生まれ。本名は炳五。中学を放校されて上京、東洋大でインド哲学、アテネ・フランセでフランス文学を学ぶ。「木枯の酒倉から」「風博士」によって、一部の注目をあびる。戦争中は「日本文化私観」「青春論」などの卓抜なエッセイを書きつづけ、戦後、「白痴」「堕落論」で一挙に世に出た。独特の発想と視点をもった文明批評や、「不連続殺人事件」などの探偵小説もある。
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第16巻には、坂口安吾の書簡210通、来簡230通、往復書簡2篇、公式書状14通、ノート・メモ類43点および書画、新たに見つかった著作・対談・鼎談の補遺7篇を、それぞれ執筆および発表年代順に収録した。
書簡
来簡
往復書簡(文学問答(往復書翰)―北原武夫
往復書簡―石川淳)
雑纂(公式書状
ノート・メモ)
補遺(本年度の新人について、従軍記・報道文について、本年最も感銘を受けた文学作品(葉書回答)
戦争と1人の女〔無削除版〕 ほか)
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