坂口安吾
( さかぐち・あんご )1906-1955。新潟市の生まれ。本名は炳五。中学を放校されて上京、東洋大でインド哲学、アテネ・フランセでフランス文学を学ぶ。「木枯の酒倉から」「風博士」によって、一部の注目をあびる。戦争中は「日本文化私観」「青春論」などの卓抜なエッセイを書きつづけ、戦後、「白痴」「堕落論」で一挙に世に出た。独特の発想と視点をもった文明批評や、「不連続殺人事件」などの探偵小説もある。
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文学の新精神を語る―井上友一郎・大島敬司・河田誠一・田村泰次郎・堀寿子・真杉静枝・矢田津世子
(A)新しいモラルを、(B)文学者の生活を、(C)文芸ジャーナリズムを、いかにすべきか?―青野季吉・伊藤整・高見順・島木健作・保田与重郎・丹羽文雄・中村地平
昭和十六年の文学を語る―高木卓・大井広介・井上友一郎・平野謙・佐々木基一・宮内寒弥
一問一答 丹羽文雄は何を考へてゐるか―丹羽文雄・杉山英樹・平野謙・井上友一郎・佐々木基一・野口冨士男・赤木俊・高木卓・大井広介・宮内寒弥
歴史文学を中心に―杉山英樹・高木卓・宮内寒弥・平野謙・大井広介・井上友一郎・檀一雄・佐々木基一・赤木俊・南川潤
文学鼎談―南川潤・大井広介
文学対談―尾崎士郎
新文学樹立のために―井上友一郎・伊藤整・江戸川乱歩・大林清・木々高太郎・平野謙・福田恆存・山岡荘八・松本太郎
文学・モラル・人間―豊島与志雄・青野季吉・中野重治
新しき文学―辰野隆・石川達三・高見順〔ほか〕
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