中野重治
( なかの・しげはる )1902-79年。小説家、評論家、詩人。福井県生まれ。
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転向出獄後、太平洋戦争開始にいたる時期の、自伝小説をのぞく全短篇を収める。苛酷な条件のもとで、革命運動の流れをあらためてとらえなおし、労働者の仕事、民衆の姿をその生活感覚において芸術的に再現しようとした作品群。戦前小説集 1935‐41。
第一章
鈴木 都山 八十島
村の家
同窓会
一つの小さい記録
小説の書けぬ小説家
車掌二人
谷口タニ
むし暑い日
おじさんの話
汽車の缶焚き
旧友
原の欅
演習
空想家とシナリオ
汽車のなか
留守
娘分の女
鶉の宿
おばあさんの村
映画女優の話
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