中野重治
( なかの・しげはる )1902-79年。小説家、評論家、詩人。福井県生まれ。
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1960年の安保改定反対運動期以降の全短篇集。この時期、作者の眼はいっそうひろい国際的視野をもつとともに、日本の革命運動の伝統に、求心的にそそがれる。一部は短篇集『眺め』に収められたが、大部分はここに初めて集められた。
日暮れて
ハスクヴァナ・ミシン
ある楽しさ
たくあん漬
コペンハーゲン駐在員
模型境界標
電話
うす眼
向うがわの客
知らぬ世界
貼り紙
アードレル海水浴場の写真師
プロクラスティネーション
くちなしと天道会
帰京
声帯模写
中学校同級生
眺め
物質的と物理的
ちりがみ交換
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