中野重治
( なかの・しげはる )1902-79年。小説家、評論家、詩人。福井県生まれ。
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戦前評論集 1934‐36。転向出獄後の三年間に書かれた芸術・社会についての全評論。敗北の「消えぬ痣」を頬にのこしながらも「第一義の道」を歩もうとした著者は、批評のなかに統計の数字などを援用しつつ、いっそう現実に密着した日本研究を志している。
村の話
多少の改良
イデオロギー的批評を望む
室生さんへ返事
刑務所で読んだものから
風習の考え方
このごろの感想
「文学者に就て」について
日本研究
戦うことと避けて通ることと〔ほか〕
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