中野重治
( なかの・しげはる )1902-79年。小説家、評論家、詩人。福井県生まれ。
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随筆集・初期習作集。著者のエッセーは自然や人事についてのイメージが明らかで、描写はユーモアを含み、言葉は詩のような美しさを持つ。全エッセー及び、後年の文学者としての資質をうかがわせる高等学校時代の短歌・詩・小説などの習作を併せ収める。
あけびの花(酒屋にいて書く
本所松井町
海
不敵の面魂
鬼子母神そばの家の人 ほか)
塵労鈔(短歌
口笛の話
貧乏と寒さにふるえながら
国旗
編集後に ほか)
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