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定価

12,100

(10%税込)
ISBN

978-4-480-72823-4

Cコード

0392

整理番号

1996/02/23

判型

菊判

ページ数

1,000

解説

内容紹介

「春と修羅第二集」―大正十三年、大正十四年の日付がある口語詩を収録。新発見の「鳥の遷移」謄写印刷稿、「河原坊(山脚の黎明)」抹消稿を校異篇に収める。

目次

春と修羅第二集(空明と傷痍
湧水を呑まうとして
五輪峠
丘陵地を過ぎる ほか)
春と修羅第二集補遺(発動機船第二
どろの木の根もとで
水よりも濃いなだれの風や
種馬検査日 ほか)

著作者プロフィール

宮沢賢治

( みやざわ・けんじ )

1896-1933。岩手県花巻市の生まれ。生家は古着・質商。盛岡の高等農林学校在学中に詩や散文の習作をはじめる。日蓮宗に深く帰依し、一時上京して布教生活を送る。帰郷後は農学校で教えつつ多くの詩や童話を書く。やがて農学校を退職、「羅須地人協会」をつくり、農民への献身の生活に入った。生前はほとんど無名のままに死去。病床のなかで手帳に綴ったのが「雨ニモマケズ」の詩。

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