宮沢賢治
( みやざわ・けんじ )1896-1933。岩手県花巻市の生まれ。生家は古着・質商。盛岡の高等農林学校在学中に詩や散文の習作をはじめる。日蓮宗に深く帰依し、一時上京して布教生活を送る。帰郷後は農学校で教えつつ多くの詩や童話を書く。やがて農学校を退職、「羅須地人協会」をつくり、農民への献身の生活に入った。生前はほとんど無名のままに死去。病床のなかで手帳に綴ったのが「雨ニモマケズ」の詩。
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日付・作品番号のある口語詩草稿のうち賢治が指定した大正十五年四月から昭和三年七月の期間の詩篇「春と修羅 第三集」を収録。さらに「第三集補遺」「詩ノート」を収める。
春と修羅 第三集
春と修羅 第三集補遺
詩ノート
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