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定価

9,350

(10%税込)
ISBN

978-4-480-72830-2

Cコード

0393

整理番号

1995/09/20

判型

菊判

ページ数

632

解説

内容紹介

「銀河鉄道の夜」初期形態をはじめ、賢治、27歳以降の童話を中心に、「〔フランドン農学校の豚〕」「月夜のけだもの」など、先駆形から大きな変貌をとげた作品も収録する。本文編、校異編より成る。

目次

やまなし
サガレンと八月
銀河鉄道の夜
台川
イーハトーボ農学校の春
イギリス海岸
耕耘部の時計
さいかち淵
タネリはたしかにいちにち噛んでゐたやうだった
黒ぶだう

氷と後光
四又の百合
虔十公園林
銀河鉄道の夜
銀河鉄道の夜
祭の晩
紫紺染について
毒もみのすきな署長さん
ポランの広場
税務署長の冒険
或る農学生の日誌
なめとこ山の熊
寓話 洞熊学校を卒業した三人
畑のへり
月夜のけだもの
マリヴロンと少女
蛙のゴム靴
まなづるとダアリヤ
フランドン農学校の豚
一九三一年度極東ビヂテリアン大会見聞録

著作者プロフィール

宮沢賢治

( みやざわ・けんじ )

1896-1933。岩手県花巻市の生まれ。生家は古着・質商。盛岡の高等農林学校在学中に詩や散文の習作をはじめる。日蓮宗に深く帰依し、一時上京して布教生活を送る。帰郷後は農学校で教えつつ多くの詩や童話を書く。やがて農学校を退職、「羅須地人協会」をつくり、農民への献身の生活に入った。生前はほとんど無名のままに死去。病床のなかで手帳に綴ったのが「雨ニモマケズ」の詩。

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