多田一臣
( ただ・かずおみ )1949年生まれ。二松學舍大学特別招聘教授、東京大学名誉教授。専門は日本古代文学。著書に、『古代文学表現史論』(東京大学出版会)、『大伴家持』(至文堂)、『上代の日本文学』(放送大学教育振興会)、注釈書に、『日本霊異記』上・中・下(ちくま学芸文庫)、『万葉集全解』1~7(筑摩書房)、編著書に『万葉語誌』(筑摩選書)などがある。
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万葉人の世界認識、心性、生活観に肉薄しつつ、その表現の《しくみ》を読み解く、まったく新しいタイプの注釈書。本文(訓読)、現代語訳と、表現論的な注釈・補注からなる。
巻第十(春の雑歌
春の相聞
夏の雑歌
夏の相聞
秋の雑歌
秋の相聞
冬の雑歌
冬の相聞)
巻第十一(旋頭歌
正に心緒を述べたる
物に寄せて思ひを陳べたる
問答
正に心緒を述べたる
物に寄せて思ひを陳べたる
問答
譬喩)
原文
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