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シリーズ・全集

ヴァレリー集成Ⅰ テスト氏と〈物語〉

20世紀最大の知性の 輝かしい精神の軌跡を 斬新なテーマ別に編集、 全篇新訳で集成

意識の極限のドラマ「テスト氏」の謎をあかす明快で力感みなぎる新訳。さらにその周辺テクスト、およびマラルメやプルーストなどをめぐる作家論を収め、ヴァレリーの〈物語〉への意志を照射する。

日仏翻訳文学賞(第一七回)

定価

6,820

(10%税込)
ISBN

978-4-480-77061-5

Cコード

0398

整理番号

2011/02/10

判型

A5判

ページ数

536

解説

内容紹介

テーマ別の新集成、意識の極限のドラマ「テスト氏」の謎をあかす明快な新訳、さらにその周辺テクストや作家論を収め、ヴァレリーの“物語”への意志を照射する。

目次

第1部 テスト氏(テスト氏との一夜
序文 英語版「テスト氏との一夜」の ほか)
第2部 物語の断片(物語のかけら(カリュプソ
ロビンソン ほか)
肖像(ステファヌ・マラルメ
マラルメへの最後の訪問 ほか))
第3部 物語作家論(ヴィリエ・ド・リラダンについての講演
デュルタル ほか)

著作者プロフィール

ポール・ヴァレリー

( ヴぁれりー,ぽーる )

1871年、南仏地中海沿岸のセットに生まれる。モンペリエ大学法学部に入学、ユイスマンス『さかしま』を読み、引用されたマラルメの詩に感動する。ピエール・ルイスやジッドと知り合い、91年にマラルメ宅を訪問。92年、伝説的な〈ジェノヴァの夜〉、94年、『カイエ』を書きはじめる。1917年、『若きパルク』を刊行、名声を得る。25年、アカデミー・フランセーズ会員に選出され、フランスの代表的知性と謳われた。45年、死去。

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