ルドルフ・シュタイナー
( しゅたいなー,るどるふ )1861-1925年。オーストリアの哲学者。自らの思想を人智学として樹立。のち、スイスにおいて、教育、芸術、農業、医療等で、人智学運動を行う。『神秘学概論』『神智学』『いかにして超感覚的世界の認識を獲得するか』(いずれもちくま学芸文庫)など著書多数。
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2,860
円978-4-480-79075-0
0310
2004/02/09
新書判
432
頁太陽の霊的=生命的な働きを、シュタイナーは「キリスト」と呼ぶ。この太陽の働きは、いつの時代にも人間に働きかけてきたが、西暦紀元初、初めて人間の肉体・エーテル体に受肉した。この受肉へ向けて、世界史は一体どんな準備をしてきたのか―「イエス」をめぐる壮大なヴィジョンをイメージ豊かに語り、キリストの本質に鋭く迫る『マタイによる福音書講義』。他に補足的な講義1編を収める。全編本邦初訳。
第1部 マタイによる福音書講義(ベルン)(第一講(一九一〇年九月一日)
第二講(一九一〇年九月二日)
第三講(一九一〇年九月三日)
第四講(一九一〇年九月四日)
第五講(一九一〇年九月五日) ほか)
第2部 キリストと二十世紀(ベルリン一九一二年一月二五日)(グノーシスから見たキリスト
キリストの神性からイエスの人間性へ
古代秘儀とキリスト衝動
血統と霊統
解放と再生)
解説 キリスト衝動とシャマニズム
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