ルドルフ・シュタイナー
( しゅたいなー,るどるふ )1861-1925年。オーストリアの哲学者。自らの思想を人智学として樹立。のち、スイスにおいて、教育、芸術、農業、医療等で、人智学運動を行う。『神秘学概論』『神智学』『いかにして超感覚的世界の認識を獲得するか』(いずれもちくま学芸文庫)など著書多数。
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2,860
円978-4-480-79077-4
0310
2004/06/10
新書判
400
頁「自然は何ひとつ隠さず、しかし、公然の秘密としてそこにある。自然からその秘密を明かされ始めた人は―芸術へ向かう。」ゲーテの言葉を引用し、その宇宙的使命を語るシュタイナー。「色」のこと、「音」のこと、そして「美」…。本巻の第一部には、数多い芸術論の中から、ストレートに芸術の本質を捉えた論考群(本邦初訳)を、第二部には全面新訳の『色彩論』を収録。
第1部 芸術論(新しい美学の父ゲーテ(ウィーン一八八八年一一月九日)
芸術心理学(ドルナハ一九二一年四月九日)
それぞれの芸術の本質(ベルリン一九〇九年一〇月二八日)
感覚的=超感覚的なものと芸術によるその表現(ミュンヒェン一九一八年)
芸術的想像力の源泉と超感覚的認識の源泉(ミュンヒェン一九一八年五月五日)
色と音の世界を道徳的に体験する(ドルナハ一九一五年一月一日)
空間遠近法から色彩遠近法へ(ドルナハ一九二三年六月二日)
音楽的なものの本質(ケルン一九〇六年一二月三日)
人類進化の表現としての建築様式(ドルナハ一九一九年一二月一三日))
第2部 色彩論(色彩の本質(ドルナハ一九二一年五月六‐八日))
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