アンドレ・ジッド
( じっど,あんどれ )(1869-1951) フランスの作家。小説、随筆、評論、日記、詩、戯曲、翻訳、書簡など、多様な形式を用いて文学の限界を広げ、変化、生成する人間の姿をさまざまな角度から描き出した。苦悩にみちた青春から晴朗な老年まで、常に自由な精神を持って十全に生き、数多くの名言を残したモラリストでもある。
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マラルメに称賛された『アンドレ・ヴァルテールの手記』、『ナルシス 水仙の論』『ユリアンの旅』『ぬた(パリュード)』『地の糧』ほか、清新な初期作品。
9,350
円978-4-480-79101-6
0397
2015/03/16
A5判
608
頁マラルメ、バレス等の称賛を得たジッド文学の源泉『アンドレ・ヴァルテールの手記』、象徴主義の神髄に迫る『水仙の論』、『ユリアンの旅』、批評精神の光る『ぬた』をへて、後に一世を風靡した感覚の賛歌『地の糧』へと、新時代の開幕を予感させる作品八篇を収める。
アンドレ・ヴァルテールの手記
アンドレ・ヴァルテールの詩
水仙の論(象徴の原理)
ユリアンの旅
恋愛未遂 または、むなしき欲求の論
ぬた
エル・ハッジ あるいは偽預言者の論
地の糧
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