尾崎翠
( おさき・みどり )1896-1971。鳥取の生まれ。女学校時代に「文章世界」へ投稿を始める。故郷での代用教員ののち上京、日本女子大に入学、「無風帯から」を発表。女子大中退後、文学に専念、「アップルパイの午後」「第七官界彷徨」で一部の注目をあびる。昭和7年の帰郷後、音信を絶つ。戦後一時、行商をしていた。ついで老人ホーム。「第七官界彷徨」があらためて発見されたのちも、面会を固辞、ひっそりと死去。
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18歳から24歳の尾崎翠―新発見・全集未収録作品集。
詩(迷へる魂
光と蛾
こだちの中)
短歌十一首
長篇詩(五時の汽笛
練馬の娘)
散文(冬のよ
夕陽
過去のうた
新緑の頃を
無題
海と小さい家と
山陰道の女)
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