小池昌代
( こいけ・まさよ )1959年東京深川に生まれる。津田塾大学国際関係学科卒業。詩人であり小説家。詩集に『永遠に来ないバス』(現代詩花椿賞)、『もっとも官能的な部屋』(高見順賞)、エッセイ集に『屋上への誘惑』(講談社エッセイ賞)、小説に『ルーガ』、『裁縫師』、『タタド』(川端康成文学賞)などがある。(写真撮影:森幸一)
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瑞々しくも恐ろしい子どもの世界。「倦怠を知ったのは、八歳のときだ」感情のみなもとに視点を注いだ14編。
鈴
姉妹
ひよこにはならない
黒蜜
回る回る
九月の足音
黒い月曜日
雲雀
倦怠
砂のボール
馬足街
どよどよ
壁
おはよう
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