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単行本

世の中は偶然に満ちている

芥川賞受賞から晩年までつけていた「偶然日記」を初公開。著者が深い関心を抱き続けていた「偶然」と「夢」に対する興味と考察が詰まった1冊。

定価

2,200

(10%税込)
ISBN

978-4-480-80460-0

Cコード

0095

整理番号

2015/10/22

判型

四六判

ページ数

288

解説

内容紹介

赤瀬川原平の偶然日記。ケタはずれの表現者の死後、発見された日記には、三十数年の偶然と夢の記録。赤瀬川ワールドの源泉、ここにあり!

目次

序章 写真と偶然
1章 偶然日記(偶然日記1977?2010)
2章 偶然小説(舞踏神
珍獣を見た人)
終章 偶然の海に浮く反偶然の固まり

著作者プロフィール

赤瀬川原平

( あかせがわ・げんぺい )

1937年横浜生まれ。画家。作家(尾辻克彦)。60年代には「ハイレッド・センター」など前衛芸術家として活動、70年代には「櫻画報」など独自の批評を盛り込んだイラストレーターとして活躍、81年には『父が消えた』で芥川賞を受賞。1986年、藤森照信、南伸坊らと「路上観察学会」を結成。他に高梨豊、秋山祐徳太子との「ライカ同盟」、山下裕二との「日本美術応援団」の活動がある。2014年没。

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