和田忠彦
( わだ・ただひこ )1952年生れ。東京外国語大学名誉教授。専攻、イタリア近現代文学・文化芸術論。訳書にウンベルト・エーコ『小説の森散策』『開かれた作品』など多数ある。
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夢の彼方にきらめく旅の記憶。エーコの驚異的な記憶力と孤独、カルヴィーノの最後の言葉、ナポリを愛したベンヤミン、異郷に死んでいった詩人たち…。名訳者としても知られるイタリア文学者が、ドラマを秘めて生きる作家・詩人たちの姿を一瞬の光の交錯のうちに鮮烈に描き出す。
髭と二八〇〇〇冊の孤独
エーコと過ごしたノルマンディーの日々
見えない円環―エーコとカルヴィーノ
うその地理学―カルヴィーノの水脈をたどって
カルヴィーノの恋文
リスボンの春
フェリーニを殺したのは誰か―フェデリコ・フェリーニ追悼
リミニ幻想―フェリーニとトンデッリ
マラパルテをめぐって
ぼくの出会ったイタリア作家たち〔ほか〕
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