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単行本

俺も女を泣かせてみたい

定価

1,760

(10%税込)
ISBN

978-4-480-81467-8

Cコード

0095

整理番号

2004/07/22

判型

四六判

ページ数

256

解説

内容紹介

「N先生は…若いころ、七人の女性から、一度に求愛されたという。その中の一人から求婚されて、困って他の女友達に相談していたら、突如その女性が泣き伏したという。世の中にはそんな人もいるのか…ああ、俺もそんな目に一度でいいから逢ってみたい。」という表題作をはじめ、40篇を収録した、法界悋気パワー炸裂のショート・エッセイ集。

目次

1 私怨のち義憤ときどき逸脱(私は「自己嫌悪」がわからない
「野心なんかなかったんです」のポーズ
俺も女を泣かせてみたい ほか)
2 言葉の歴史 歴史の言葉(「おはようございます」の理由
人名タイトルの謎
明治時代の「作家さん」? ほか)
3 日々これ不穏(月曜日が待ち遠しい!
トンデモ大学名誉博士?
「抜く!」技術 ほか)

著作者プロフィール

小谷野敦

( こやの・あつし )

小谷野 敦(こやの・あつし):1962年茨城県生まれ。東京大学文学部大学院比較文学比較文化専攻博士課程修了、学術博士。大阪大学助教授、東大非常勤講師などを経て、作家、文筆家。著書に『もてない男』『宗教に関心がなければいけないのか』『大相撲40年史』(ちくま新書)、『聖母のいない国』(河出文庫、サントリー学芸賞受賞)、『現代文学論争』(筑摩選書)、『谷崎潤一郎伝』『里見弴伝』『久米正雄伝』『川端康成?`』(以上、中央公論新社)ほか多数。小説に『悲望』(幻冬舎文庫)、『母子寮前』(文藝春秋)など。

小谷野敦

( こやの・とん )

1962年茨城県生まれ。本名読み・あつし。東京大学文学部英文科卒、同大学院比較文学比較文化専攻博士課程修了、学術博士。1990-92年、カナダのブリティッシュ・コロンビア大学に留学。大阪大学助教授、東大非常勤講師などを経て、作家、文筆家。著書に『もてない男』『バカのための読書術』(ちくま新書)、『〈男の恋〉の文学史』(朝日選書)、『日本売春史』(新潮選書)、『聖母のいない国』(河出文庫、サントリー学芸賞受賞)、『恋愛の昭和史』(文春文庫)、『現代文学論争』(筑摩選書)ほか多数。小説に『悲望』『童貞放浪記』(幻冬舎)、『母子寮前』(文藝春秋、芥川賞候補)などがある。

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