嵐山光三郎
( あらしやま・こうざぶろう )嵐山 光三郎(あらしやま・こうざぶろう):1942年、静岡県生まれ。『素人庖丁記』により講談社エッセイ賞受賞。『芭蕉の誘惑』によりJTB紀行文学大賞受賞。長年の薀蓄の末に到達した芭蕉像を描いた『悪党芭蕉』で、泉鏡花文学賞、読売文学賞をダブル受賞。他に『文人悪食』『追悼の達人』『「下り坂」繁盛記』『不良定年』『ごはん通』『「世間」心得帖』『年をとったら驚いた!』『枯れてたまるか !』『超訳 芭蕉百句』など著書多数。
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80年代はじめ。出版が躍動していた時代!写真週刊誌、男性誌など雑誌創刊ラッシュ前夜、老舗出版社を退職し、出版社を起こした著者と仲間たち。出版界躍動の時代を描く、疾風怒涛悪戦苦闘の嵐山版・出版風雲実録。
昭和五十六年、平凡社をやめ、「仁義礼編集屋兄弟」の八字を見た夜
貧乏長屋編集室「青人社」が雑誌の海原に漕ぎ出した
新雑誌「ドリブ」―創刊前夜の決戦
「なにかと評判の悪い雑誌です!」疾風怒涛悪戦苦闘の日々
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