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単行本

ワイルドサイドをほっつき歩け

——ハマータウンのおっさんたち

笑いと涙の感動エッセイ。恋と離婚、失業と抵抗。絶望している暇はない。日常をゆるがすEU離脱や排外主義を前に立ち上がる中高年たちの気迫が胸を打つ!

定価

1,485

(10%税込)
ISBN

978-4-480-81550-7

Cコード

0095

整理番号

2020/06/01

判型

四六判

ページ数

256

解説

内容紹介

EU離脱、競争激化社会、緊縮財政などの大問題に立ち上がり、人生という長い旅路を行く中高年への祝福に満ちたエッセイ21編。第2章は、現代英国の世代、階級、酒事情についての著者解説編。

目次

第1章 This Is England 2018?2019(刺青と平和
木枯らしに抱かれて
ブライトンの夢―Fairytale of Brighton
二〇一八年のワーキング・クラス・ヒーロー
ワン・ステップ・ビヨンド ほか)
第2章 解説編―現代英国の世代、階級、そしてやっぱり酒事情(英国の世代にはどんなものがあるのか
英国の階級はいまどういうことになっているのか
最後はだいじなだいじな酒の話)

著作者プロフィール

ブレイディみかこ

( ぶれいでぃみかこ )

ブレイディみかこ:ライター・コラムニスト。1965年福岡市生まれ。高校卒業後、音楽好きが高じてアルバイトと渡英を繰り返し、1996年から英国ブライトン在住。ロンドンの日系企業で数年間勤務したのち英国で保育士資格を取得、「最底辺保育所」で働きながらライター活動を開始。著書に『子どもたちの階級闘争』(みすず書房)、『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』(新潮社)、『他者の靴を履く』(文藝春秋)など多数。近年は、『リスペクト』(筑摩書房)、『両手にトカレフ』(ポプラ社)などの小説作品も手がけている。

この本への感想

雨の多い今の季節。少しブルーな気持ちを吹き飛ばすような爽快な切り口! 鋭く、どこまでもリアルな視線、そして時々ほろりとしてしまう情景……一気に読ませて頂きました。
文字から、おっさんたちの服、その色やデザインや素材、肌や紙の質感、音楽のビート、パブの湿った空気やそこにいる人たちの息遣いがあふれ出すのを感じました。リアルに生きる人は、時代の移ろいや寄る年波にも簡単に降参なんかしない! きっとこのコロナ禍の時代もしぶとく、出来るだけ前向きに頑張っていることでしょう。

みかこさん、ありがとう!
日本の、四国の左上あたりに住むおばさんもめっちゃ元気をもらいましたよ!

ばらこ

さん
update: 2020/07/07

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