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単行本

イルカも泳ぐわい。

定価

1,540

(10%税込)
ISBN

978-4-480-81559-0

Cコード

0095

整理番号

2020/11/16

判型

四六判

ページ数

192

解説

内容紹介

Webちくまの人気連載『何言うてんねん』の単行本化企画。
岸本佐知子さんの書籍を紹介したコラムのなかで、加納さんは"いろんな笑いがあるけれど、私は「何言うてんねん」が大好きだ"と書いている。
「何言うてんねん」は、Aマッソそのものを表す言葉だと思う。彼女たちは、漫才でもコントでも、おおむね「何言うてんねん」としか言いようのないことをやり続けて、テレビで女芸人に求められる容姿や男関係や人間観察のネタには見向きもしない。
本書でも、
1)お笑いや芸人の世界の偏った価値観に対して「何言うてんねん」と文句を言う
2)良い(コラムにあったような)意味で「何言うてんねん」と思うものを紹介する
3)相方や家族や身の回りの人に「何言うてんねん」と突っ込む
4)読んだ人が加納さんに「何言うてんねん」と突っ込まざるを得ない繰り言
の4本の柱で、独特の言葉の世界を展開していく。

目次

「イルカも泳ぐわい。」
「思い出はなし出すなら今以下の事をネ」
「拳銃!」
「ありがとーぅ」
「私“ひき”が強いのよね?」
「両親を愛するようにして、歴史を愛している」
「こいつの足くさいから洗ってんねんー!」
「売れたら、どの番組に出たいですか?」
「はじめましてぇ?いや?うひょひょ?!」
「最後に顔にかける布には絶対アイロンあててください」〔ほか〕

著作者プロフィール

加納愛子

( かのう・あいこ )

加納 愛子(かのう・あいこ):1989年、大阪生まれ。ワタナベエンターテインメント所属。2010年、お笑いコンビ「Aマッソ」を結成。MBSラジオ『Aマッソのヤングタウン』(毎週木曜22:00)、テレビ東京『正解の無いクイズ』(毎週月・火・水曜17:30)にレギュラー出演。4月からは新番組テレビ朝日『A LABBO』(4/2より毎週火曜25:56)が放送開始となる。また、中京テレビ『スナック女子にハイボールを』(4/4より毎週木曜25:04)では、初の連ドラ単独脚本を担当。著者に『イルカも泳ぐわい。』(筑摩書房)、『これはちゃうか』(河出書房新社)、『行儀は悪いが天気は良い』(新潮社)。新たに小説集『かわいないで』(文藝春秋)の発売も発表された。YouTube『Aマッソ公式チャンネル』も好評配信中。

この本への感想

以前からAマッソが好きなので加納さんの考えていることへの不思議さはありました。普段は電子書籍派なのですが、これは生で味わいたい、ペラペラめくりたいと思い本を購入しました。分かる!分かりやすい!と思えたところと、難しい。分からない笑と思えるところとありました。何年後かに読んだら、違う日に読んだら分かるのか、感じ方が違うのか、ずっと分からないのか、でもそれが良いようにも思える。そんな感覚です。面白かったです。

睦月

さん
update: 2021/01/02

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