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単行本

パンツの面目ふんどしの沽券

定価

1,760

(10%税込)
ISBN

978-4-480-81639-9

Cコード

0095

整理番号

2005/07/05

判型

四六判

ページ数

248

解説

内容紹介

ふんどしは日本男児の専売特許か?イエス・キリストの下着は腰巻きかパンツか。天地がひっくり返る、禁断のエッセイ。

目次

四〇年来の謎
よい子の四つのお約束
ルパシカの黄ばんだ下端
紙という名の神
パンツとズロースの相違
『友誼』印のズロース
禁欲と華美と
伝統との訣別
羞恥心の迷宮
羞恥心の誕生
なんとも物珍しく面白い光景
イエス・キリストのパンツ
複数形の謎
イチジクの葉っぱはなぜ落ちなかったのか
男の領分なのか(その1
その2
その3)
NKVDの制服からハーレム・パンツまで
パンツは馬とともにやって来たのか?
タイツにまつわる二つの悲劇
日本民族の精神的支柱
モンゴル少女の悔し涙
乗馬が先かパンツが先か

著作者プロフィール

米原万里

( よねはら・まり )

ロシア語会議通訳、作家(1950-2006)。59~64年、在プラハ・ソビエト学校に学ぶ。著書に『不実な美女か貞淑な醜女か』(読売文学賞)『魔女の1ダース』(講談社エッセイ賞)『嘘つきアーニャの真っ赤な真実』(大宅壮一ノンフィクション賞)『オリガ・モリゾヴナの反語法』(Bunkamuraドゥ マゴ文学賞)『ロシアは今日も荒れ模様』『真夜中の太陽』『真昼の星空』『ヒトのオスは飼わないの?』『ガセネッタ&シモネッタ』『旅行者の朝食』『必笑小咄のテクニック』『米原万里の「愛の法則」』『発明マニア』、『他諺の空似』『マイナス50℃の世界』『打ちのめされるようなすごい本』『終生ヒトのオスは飼わず』『心臓に毛が生えている理由』『パンツの面目ふんどしの沽券』など。

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