赤瀬川原平
( あかせがわ・げんぺい )1937年横浜生まれ。画家。作家(尾辻克彦)。60年代には「ハイレッド・センター」など前衛芸術家として活動、70年代には「櫻画報」など独自の批評を盛り込んだイラストレーターとして活躍、81年には『父が消えた』で芥川賞を受賞。1986年、藤森照信、南伸坊らと「路上観察学会」を結成。他に高梨豊、秋山祐徳太子との「ライカ同盟」、山下裕二との「日本美術応援団」の活動がある。2014年没。
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せっかく伸ばした髪や爪を切る時、あともう少しと思ったり、何でもとりあえずとっておく、穢れも全部は捨てられない……そんな赤瀬川流「もったいない」話。
猿と輪ゴム
貝塚の貝殻に、貝柱は発見できるか
貧乏と貧乏性は少し違う
残すことのストレス
寿命のぎりぎりという難しさ
資源ゴミの再利用
自然中心VS自分中心
刑務所と人糞と原子力
世界の救いの種の芽が吹くところ
生ゴミはお盆に載せて出すつもりで
パクリの時代
せっかくここまできたのに
バイキングと勝負する
ホテルの石鹸が気になる
猿からの反論
とりあえずとっておく
穢れも全部は捨てない
もったいない宇宙
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