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単行本

重松日記

井伏鱒二の名作「黒い雨」のモデルとなった、原爆の悲惨さを伝える貴重な被爆日記。「岩竹手記」と「黒い雨」創作過程を明らかにする井伏の重松宛書簡も収める。

定価

2,860

(10%税込)
ISBN

978-4-480-81818-8

Cコード

0095

整理番号

2001/05/24

判型

四六判

ページ数

304

解説

内容紹介

井伏鱒二の名作「黒い雨」を生んだ原資料として知られる幻の被爆日記。自らも被爆、放射能を浴びながら被爆直後の広島市内を徘徊し、その悲惨さ、残酷さを余すところなく伝える貴重な記録である。同じくモデルとなった被爆軍医の「岩竹手記」および、「黒い雨」執筆の経緯を詳細に語る、26通の重松宛井伏書簡を併せて収録する。

目次

火焔の日―死線上の彷徨
被爆の記
続・被爆の記
広島被爆軍医予備員の記録(岩竹博)
重松静馬宛井伏鱒二書簡

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