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定価

2,640

(10%税込)
ISBN

978-4-480-83711-0

Cコード

0098

整理番号

2001/09/13

判型

四六判

ページ数

272

解説

内容紹介

アカザ・クリスティーの代表作として、またミステリー史上最大の問題作として知られる『アクロイド殺害事件』の犯人はその人物ではない―文学理論と精神分析の専門家バイヤール教授が事件の真相に挑戦、名探偵ポワロの「妄想」を暴き出し、驚くべき(しかし十分に合理的な)真犯人を明らかにする。「読む」ことの核心に迫る文学エセーとしても貴重なメタ・ミステリー。

目次

A 捜査(殺人
捜査 ほか)
B 反捜査(終りなき夜
嘘つきのパラドックス ほか)
C 妄想(道の交わるところ
妄想とはなにか ほか)
D 真実(カーテン
真実 ほか)

著作者プロフィール

大浦康介

( おおうら・やすすけ )

京都大学人文科学研究所教授。専門は文学・表象理論。訳書にバイヤール『アクロイドを殺したのはだれか』、ヤン・アペリ『ファラゴ』などがある。

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