ヴェロニカ・オキーン
( ヴぇろにかおきーん )ヴェロニカ・オキーン(Veronica O’Keane):ダブリン大学トリニティ・カレッジ教授。30年以上の臨床経験を有する精神科医。うつ病究から幼児期の体験が脳に及ぼす影響まで、幅広く研究論文を出版している。著書に『A Sense of Self: Memory, the Brain, and Who We Are』がある。
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2,750
円978-4-480-84329-6
0047
2023/08/09
四六判
304
頁関係妄想、誰かの話し声。幻覚も記憶に残る、としたら記憶と幻覚はどうちがうのだろう──。熟練の精神科医が脳・意識・心の織りなす不思議な物語を解きほぐす。
1 私たちは記憶をどのようにつくるか(始まり
感覚―記憶の原材料
メイキング・センス
海馬の話
第六の感覚―隠れた皮質
場所の感覚
時間と継続性の経験
ストレス―思い出すことと“忘れること”)
2 記憶は私たちをどのようにつくるか(自己認知―自伝的記憶の始まり
生命の木―樹枝状成長と刈り込み
自己意識
性ホルモンとムクドリ
変わる人生のナラティブ
虚偽か事実か
いちばん古い記憶)
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