デヴィッド・エドモンズ
( えどもんず,でヴぃっど )BBCジャーナリスト。邦訳された著書に『太った男を殺しますか?』(太田出版)、『哲学がかみつく』(柏書房)などがある。
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3,190
円978-4-480-84715-7
0010
2003/01/23
四六判
404
頁偉大な二人の哲学者の生涯ただ一度の出会い―灼熱した言葉の応酬…そして火かき棒が一閃する。両者の間に横たわる深淵を探りながら、二十世紀中欧の知識人を襲った過酷な運命の軌跡をたどる。
「火かき棒事件」
くいちがう証言
ウィトゲンシュタインの魔力
魔法つかいの弟子たち
第三の男、バートランド・ラッセル
ケンブリッジ大学哲学科
ウィーンという都市
ウィトゲンシュタイン宮殿のコンサート
かつてユダヤ人として
ポパー、『わが闘争』を読む
少しだけユダヤ人
ルキ坊やの活躍
哲学者シュリック、ウィーンに死す
ポパーとウィーン学団の関係
燃えあがる松明のような男、ポパー
裕福で哀れな少年、ウィトゲンシュタイン
学問界でキャリアを築く
哲学的パズルという「謎」
H3号室で問題になったこと
「悪しき哲学者」対「大嫌いなテーマ」
「火かき棒事件」の夜を再現すると
真相解明に挑む
すべてのものに栄光を
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