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単行本

神なき宗教

——「自由」と「平等」をいかに守るか

分断を乗り超えて 法はひとつの正義を見いだせるのか

熱心な信仰者から無神論者まで、さまざまな信念を?ュ人々に法は平等な裁きを下し、その自由を保障することができるのか? 20世紀最大の法哲学者、渾身の遺作。

定価

2,310

(10%税込)
ISBN

978-4-480-84725-6

Cコード

0014

整理番号

2014/10/23

判型

四六判

ページ数

224

解説

内容紹介

宗教上の理由で兵役を拒否する人と、自らの信念に基づいて徴兵に応じない人に、裁判官は同等の判決を下すことができるだろうか?信仰者の兵役が免除されて、無神論者にはそれが許されないとするならば、法の下の「平等」は、いかに守られるのか?宗教という難題を前にして、法に正解はあるのか?法哲学の巨人が、対立の根底に横たわる問いに挑む。

目次

第1章 宗教的無神論?(宗教とは何か?形而上学の中核
宗教的科学と宗教的価値
神秘と理解可能性
非人格的な神々―ティリッヒ、スピノザ、汎神論)
第2章 宇宙(物理学と崇高なもの
美はいかにして研究を指導できるか?
しかしそれはいかなる種類の美なのか?
対称性?
宇宙はたまたまこうなっているだけなのか?
不可避性と宇宙
不可避性の美)
第3章 宗教的自由(憲法の挑戦
宗教的自由は神だけにかかわるのか?
コントロールできない自由?
自由内部の衝突
本当に宗教的自由への権利はあるのか?
新しい宗教戦争)
第4章 死と不死性

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