納富信留
( のうとみ・のぶる )納富 信留(のうとみ・のぶる):1965年生まれ。東京大学大学院教授。東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。ケンブリッジ大学大学院古典学部博士号取得。専門は西洋古代哲学。著書『ギリシア哲学史』(筑摩書房)、『ソフィストとは誰か?』『哲学の誕生――ソクラテスとは何者か』『新版 プラトン 理想国の現在』(以上、ちくま学芸文庫)、『プラトンとの哲学――対話篇をよむ』(岩波新書)、『世界哲学史』全8巻+別巻(共編著、ちくま新書)など。
loading...
全てはここから始まる―― 古代ギリシアで哲学はどのように始まったのか。人間と社会と自然を根源から問い、わたしたちの生き方・考え方を形作った知の原点。 近年の研究成果を踏まえギリシア哲学史の枠組みを見直し、哲学者たちの思索を新たな視座から一望する記念碑的通史!
第1部 ギリシア哲学史序論(ギリシア哲学とは何か
ギリシア哲学資料論)
第2部 初期ギリシア哲学(ギリシア哲学の他者
総論―初期ギリシア哲学の枠組み
イオニアでの探究
イタリアでの探究
イオニアでの自然哲学)
第3部 古典期ギリシア哲学(総論―古典期ギリシア哲学の枠組み
ソフィスト思潮とソクラテス
ソクラテス文学とプラトン
アカデメイアとアリストテレス)
本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。