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単行本

建築探偵の冒険・東京篇

定価

1,760

(10%税込)
ISBN

978-4-480-85306-6

Cコード

0052

整理番号

1986/03/31

判型

四六判

ページ数

328

解説

内容紹介

路上からの東京論。街を歩きまわり、古い建物や変わった建物を発見し、調査する“東京建築探偵団”の主唱者による建築をめぐる不思議な話、面白い話の発掘記。楽しく読みすすむうちに、東京という稀有の都市の姿が鮮やかにみえてくる。

目次

正しい建築探偵のやり方―今和次郎のフルコース
犬も歩けば…―看板建築
街角にダダイズムが立っていた―東洋キネマ
全長335メートルの秘境―東京駅
皇居が見つかった―皇居前広場
ネクラのマッカーサー―横浜ニューグランドHと第一生命館
病院は流血と笑いの図像だらけ―聖路加国際病院
西洋館は国電歩いて3分―鏡子の家
東京を私造したかった人の伝―兜町と田園調布

著作者プロフィール

藤森照信

( ふじもり・てるのぶ )

1946年長野県生まれ。東京大学大学院博士課程修了。専攻は近代建築、都市計画史。東京大学名誉教授。現在、工学院大学教授。全国各地で近代建築の調査、研究にあたっている。86年、赤瀬川原平や南伸坊らと「路上観察学会」を発足。91年〈神長官守矢史料館〉で建築家としてデビュー。97年には、〈赤瀬川原平邸(ニラ・ハウス)〉で日本芸術大賞、2001年〈熊本県立農業大学校学生寮〉で日本建築学会賞を受賞。著書に『日本の近代建築』(岩波新書)、『建築探偵の冒険・東京篇』『アール・デコの館』(以上、ちくま文庫)、『天下無双の建築入門』『建築史的モンダイ』(以上、ちくま新書)、『人類と建築の歴史』(ちくまプリマー新書)、『藤森照信建築』(TOTO出版)などがある。

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